B-34:当社によくご依頼があるPCトラブル ベスト3
防げるトラブルで、時間とお金を失っていませんか?
当社に25年間寄せられてきたご依頼を振り返ると、上位のトラブルには共通点があります。事前の対策をしておけば、かなりの確率で防げるものばかりです。
「突然パソコンが使えなくなった」「データが消えてしまった」。現場に駆けつけるたびに感じるのは、もう少し早く手を打っていれば、という場面が多いということです。この記事では、当社によく寄せられるトラブルのベスト3と、それぞれに有効な対策をまとめます。
第1位:ネットワークにつながらない
当社へのご依頼で最も多いのが、インターネットやネットワークのトラブルです。「朝、出社したらつながらなくなっていた」「特定のパソコンだけつながらない」という連絡が、週に何件かは入ります。
原因のほとんどは、ルーターの経年劣化、LANケーブルの断線、Windowsのアップデートによる設定の変更、の3つです。いずれも、事前に知っておけば自分で対処できるか、業者への説明がスムーズになります。
対策と対処法はB-11「社内ネットワーク・データ管理を整える」にまとめています。「つながらない」と感じたらまずルーターのランプを確認する、という習慣を持っているだけで、対応速度がまったく変わります。
第2位:ウイルス感染・サポート詐欺
2番目に多いのが、ウイルス感染とサポート詐欺への対応です。「画面に警告が出て、電話したら遠隔操作された」「添付ファイルを開いたら変なことになった」。こういったご連絡を受けるたびに、被害を最小限に抑えるための初動対応を一緒に進めます。
ウイルス対策ソフトを入れているから安心、というのは残念ながら過信です。今の攻撃の多くはソフトをすり抜けてきます。「変だと思ったら一人で判断しない」「すぐ報告できる社内の空気を作る」。技術よりも、この習慣が会社を守ります。
第3位:データが消えた
3番目はデータの消失です。「パソコンが壊れて、中のデータが全部なくなった」というご連絡は、今でも定期的に入ります。ハードディスク時代はある程度前兆がありましたが、現在主流のSSDは前兆なく突然壊れます。「昨日まで動いていたのに」という話が珍しくありません。
バックアップを「仕組み」として自動化していれば、パソコンが壊れてもデータは守られます。逆に言えば、バックアップがなければ取り返しがつきません。
「B-13:データが全部消えました —実際に起きた事例と、今日からできる中小企業のバックアップ3方式」
この記事のまとめ
ベスト3を振り返ると、いずれも「知っていれば防げた」「対策していれば被害が少なかった」トラブルです。特別な技術は必要ありません。このブログで紹介している対策を一つひとつ実行していくと、これら3つのトラブルはかなりの確率で防げます。
当社に「また同じトラブルが起きた」とご連絡いただく会社と、「最近トラブルが減った」とおっしゃる会社の違いは、対策を仕組みとして整えているかどうか、それだけです。